ホーム > 研究所紹介 > 研究・情報・対外部門紹介 > 国際栄養情報センター > WHOとの連携 > 栄養と身体活動に関するWHO協力センター

栄養と身体活動に関するWHO協力センター

国際協力外国人研究者招へい事業交流会を開催しました!

本所では、国際的な活動の一環として国際協力外国人研究者招へい事業(以下「招へい事業」)を2004年から実施しています。この事業は「栄養と身体活動に関するWHO協力センター」の行動計画に基づいて行っています。本所の研究者が健康及び栄養に関する研究に携わる外国人研究者(以下「招へい研究者」)に対して健康及び栄養に関する専門知識及び技術の習得を支援することにより、招へい研究者の技術の向上及び研究所の国際協力の充実を図ることを目的としています。

2024年1月24日(水)のアジア栄養ネットワークシンポジウムの後、これまでの招へい研究者を招いて交流会イベントを企画したところ、11名の方が参加してくださいました。WHO西太平洋地域事務局のテクニカルリード(栄養担当官)Juliawati UNTORO先生にもご出席いただきました。最初に研究者同士で自己紹介を行い、その後これからの企画の参考とするために、栄養と身体活動の調査を実施するにあたっての課題について意見交換をいたしました。 皆さん楽しく交流いただき、あっという間の1時間でした。今後もこのような機会を設けて交流を深めていく予定です。


2024年1月24日記念集合写真

企画内容

時間 内容
14:00-14:35 自己紹介
14:35-14:50 今後の企画のアイディアや意見の交換
14:50-15:00 フリーディスカッション


意見交換:栄養と身体活動の調査を実施するにあたっての課題

・計画、実施、評価、モニタリングの一連の流れを標準化し、国内で統一することが重要である。しかし、現時点ではまだいくつかの地域で統一されていない。
・調査結果を政策立案に活かすためには、研究者による分析が必要である。しかし、分析能力の向上と人材育成が課題である。国内外の研究者ネットワークも必要である。
・食事調査には栄養士などの栄養専門家が実施することが重要であるが、人材が足りない。

2024年4月12日更新