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国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所

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SIP「包摂的コミュニティプラットフォームの構築」

戦略的イノベーション創造プログラム(第3期)課題「包摂的コミュニティプラットフォームの構築」の研究開発提案の公募について <終了しました>

2023年4月28日

1 公募内容

戦略的イノベーション創造プログラム(以下「SIP」という。)第3期 課題「包摂的コミュニティプラットフォームの構築」の研究開発責任者を下記の要領で公募します。

2 事業の目的

本件は、「包摂的コミュニティプラットフォームの構築」課題の推進を目的として、令和5年度から開始されるSIP第3期において、基礎研究から社会実装までを見据えて研究開発を一気通貫で推進し、府省連携による分野横断的な研究開発、及びその成果の社会実装に産学官連携で取り組むため、下記のとおり研究開発テーマを推進する研究開発責任者を公募するものです。

3 事業期間

令和5年度より5年間以内

4 事業の内容

本事業は、下記(1)~(4)のサブ課題と14のテーマから構成されます。

(1)サブ課題A「社会の寛容性向上策」

社会問題となっている社会的孤立が発生する可能性のある複数の地域生活圏において、最新のデジタル技術と、リアルでナラティブな互助やまちづくり手法を融合させることにより、従来の再生期間(約10年)の1/2程度で地域のソーシャル・キャピタルの充実化を実現する。これにより多様な人々が集うコミュニティにおいて生きづらさを抱えた人やその家族を含めた住民の寛容性を向上させ、一人一人の多様な幸せを実現する技術を開発・実装する。

テーマ① 戸建て団地等の再生と寛容性の向上に資するコミュニティ再生のためのガイドライン&パッケージの開発
テーマ② 自治体や企業が日常的に使用可能な包摂性に関する指標の開発
テーマ③ 生きづらさを抱える人々への最新技術を活用したサポートや当事者と非当事者が日常的に交流する空間づくり
テーマ④ 非当事者を含めた社会全体において多様性への理解を促進する社会技術の開発

(2)サブ課題B「個人の自律性向上策」

7割と言われる健康無関心層の背景には、①ライフステージに合った適切な支援がなされていないこと、②個人の様々な健康データが連携されていない上に、情報が継続的に本人に届かないため、個人の健康リスクを把握できていないことが想定される。多くの住民が健康行動に取り組み、自律性が担保できる社会に向け、AI技術を活用し、全世代にわたるライフコースデータを解析することで個人の健康リスクを可視化するとともに、健康リテラシーを向上させ、各ライフステージにおいて自律的に健康行動を促すサービスを開発・実装する。

テーマ⑤ 自律性の向上に資する健康リテラシーの向上を促進する社会技術の開発
テーマ⑥ ライフコースデータ等の活用による健康リスクや自律性の阻害要因の視覚化サービスの開発
テーマ⑦ 健康無関心層を含めた行動変容の促進による心身の健康を維持・増進するサービスの開発

(3)サブ課題C「子育て世代・女性の幸福度向上策」

妊産婦や子育て世代が抱える心身の課題への対応のため、社会全体における子育てへの前向き機運(少子化対策への貢献)、ボディイメージへの寛容な価値観、女性が生涯にわたって健幸を増進しやすい価値観が醸成され、それを国の制度化の動きと連動しながら、地域資源により持続的な支援を行うサービスを開発・実装する。

テーマ⑧ 無関心層を含めたコミュニティ全体の寛容性・自律性を向上する広報技術の開発
テーマ⑨ 地域資源の連携による妊産婦に対するハイブリッド伴走型支援サービスの開発
テーマ⑩ (健康にも資する)新しい美としてのボディイメージの価値観が浸透する社会技術の開発

(4)サブ課題D「障がい者・高齢者の生きがい向上策」

後期高齢者増により、独居のMCI注1や認知症高齢者が増加することが確実であり、生きがいの維持・増進に資する在宅ケアの革新、コミュニティへつながるための移動手段の確保、認知機能に合わせて継続的・自律的な経済活動が行えることに焦点化し、これらを解決する事業モデルを開発・実装する。

テーマ⑪ デジタル同居による社会参加の促進によって在宅独居者等の生きがいを向上するサービスの開発
テーマ⑫ 屋外環境における自動走行パーソナルモビリティサービスの開発
テーマ⑬ 移動支援に関わる複合技術の開発
テーマ⑭ 住民の認知機能に合わせて自律的な経済活動を支援する社会技術の開発

注1)Mild Cognitive Impairment:軽度認知障害

 詳細については「社会実装に向けた戦略及び研究開発計画」を参照してください。

5 応募方法など

詳細については公募要領をご覧ください。

公募要領
応募書様式
委託研究開発契約書
事務処理説明書

SIP第3期課題の要件は、SIP運用指針(内閣府ウェブページ)の別紙に記載されています。

<応募書類の受付期間>

令和5年4月28日(金)~ 令和5年5月30日(火)正午必着

本件、公募の内容、応募に係る具体的な手続き等についての説明会を以下の通り開催します。

令和5年5月15日(月)14:00~15:30 オンライン、オンデマンド配信

本件の応募には公募説明会への参加を必須としています。

<公募説明会への申込方法>

令和5年5月12日(金)12 時 00 分までに(sip-koubo@nibn.go.jp)へ E-mail で件名に「SIP課題公募説明会参加(法人名)」として、以下を記載して送信してください。

・ 法人名
・ 希望参加方法:オンライン または オンデマンド配信
・ オンラインでの参加者名(1事業体3名まで)
・ 連絡先(電話番号およびメールアドレス)
・ 説明会案内用のメールアドレス

※オンデマンド配信は限定配信とし、希望された法人の説明会案内用のメールアドレスにリンク先をご連絡いたします。
※公募説明会参加に係る経費は参加者の負担といたします。

<質問の受付及び回答>

質問は要旨を簡潔にまとめて電子メールにて送信してください。なお、メールの標題には「SIP課題 公募に対する質問(法人名)」としてください。

1) 受 付 先:e-mail:sip-koubo@nibn.go.jp
  持参、口頭による質問は受け付けません。
2) 受付期間:令和5年5月19日(金)17 時まで
3) 回 答:令和5年5月23日(火)までに応募者全員に対して質問並びに回答を電子メールで共有いたします。
4) 参考:本回答内容を踏まえ、本公募実施要領は修正が行われることがあるので、その場合は速やかに応募者へ連絡いたします。

6 問い合わせ先

国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 戦略企画部 SIP担当
〒567-0085 大阪府茨木市彩都あさぎ7丁目6番8号
問い合わせ時間:平日 9:30 - 18:00
E-mail: sip-koubo@nibn.go.jp

7 関連URL:

・戦略的イノベーション創造プログラム(SIP:エスアイピー) - 科学技術・イノベーション - 内閣府
 https://www8.cao.go.jp/cstp/gaiyo/sip/

・戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の概要
 https://www8.cao.go.jp/cstp/gaiyo/sip/overview.html

 

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