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国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所

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ゲノム情報を読むことで、患者に最適な新しいがん免疫療法の開発を目指す 

難病・免疫ゲノム研究センター 難病・免疫ゲノム研究プロジェクト プロジェクトリーダー 清谷 一馬

「薬の効き方が遺伝子によって決まる」という話に強く興味を持ち、大学は薬学部へ進学し、個別化医療を目指したゲノム研究を始めました。20年ほど前にすでに研究レベルで明らかとなったことでも、いまだに臨床で使われるようになったものは多くありません。最近、がん患者のゲノム情報に基づいて薬を選択するがんゲノム医療が始まりましたが、個別化医療への道のりは長いと感じています。

現在は、がんのゲノム情報を基に「ネオアンチゲン」を標的とした個別化がん免疫治療法の開発に取り組んでいます。ネオアンチゲンとは、がん細胞と正常細胞で異なる遺伝子変異により生じるがん細胞の目印で、このネオアンチゲンを標的とした治療は、患者個々のゲノム情報を基に設計され、より効果的で副作用の少ない治療として期待されています。我々の研究が、少しでも多くの患者に新たな希望を届けられるよう、日々取り組んでいます。

ゲノム情報を基にした個別化がん免疫療法の開発

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