豊かで健康的な食生活のため、適切な食行動に影響する要因を紐解く
栄養疫学・食育研究部 国民健康・栄養調査研究室 室長 松本 麻衣
食育基本法が施行され、効果的な食育とは?と疑問を持ち、日本人の食事や食行動に関連する要因を検討してきました。特に、栄養知識が食事に与える影響を解明したい、という思いが出発点です。
まずは、成人の栄養知識を評価する質問票開発に着手しました。日本や諸外国の資料を確認する必要があり苦労しましたが、完成した質問票は広く活用されており、開発して良かったと心から思えます。
現在は、ライフステージ・コース別に食事に関連する要因も検討しており、働く世代の栄養素摂取量の適正さ等の評価やSNS等で発信された栄養や食に関する情報の内容、適切性などの評価を行っています。
国民健康・栄養調査等の精度向上への検討や健康増進計画策定の支援等も行い、食の課題を検証し社会還元することで、豊かで健康的な食生活を実現させるため、研究に取り組んでいます。
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