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国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所

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血中のエクソソームに着目し、患者の負担が少ない診断・病態モニタリング等の技術を開発

創薬デザイン研究センター 創薬標的プロテオミクスプロジェクト 研究員 村岡 賢

留学時に神経疾患研究に出会い、その研究分野の難しさと面白さに興味を惹かれました。神経変性疾患は高齢化が進む日本で重要な疾患で、今後も多くの治療薬の開発が予想されますが、効果を示す患者を層別化できるかが大きな鍵です。
近年、バイオマーカー開発で血液を循環するエクソソームが注目されています。血液による診断は低侵襲で、病態変化を瞬時に捉えられる可能性が高いと考えられます。
私たちは、血液のエクソソームのプロテオーム解析を通じ、組織特異的エクソソームマーカー候補を同定しました。脳由来エクソソーム精製の技術開発は、神経変性疾患の診断、発症抑制等につながると考えています。次々に課題が現れますが、早期の患者還元を第一に、未知の事象を発見できる楽しみを持ち研究をしています。

プロテオーム解析を用いた疾患の発見

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