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国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所

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健康的な食事を促進するための日本版栄養プロファイルモデルを開発 

食品保健機能研究センター 食品安全・機能研究室 室長 東泉 裕子

諸外国では食品を総合的に判断できるよう、特定の栄養素等の含有量から食品の栄養学的な質を評価する「栄養プロファイルモデル」が整備され、栄養政策で活用されています。私たちは、日本でこれまで整備されていなかった、新しい栄養評価法として日本版栄養プロファイルモデルを開発しました。

栄養プロファイルモデルは、公衆栄養上の課題や各国に特異的な文化等を考慮する必要があることから、日本の食生活や食文化を科学的評価にどう反映させるか苦慮しました。その結果、加工食品のみならず“料理”の栄養成分に応じて“料理”もランク付けする、国際的にも画期的な栄養プロファイルモデルを開発しました。

健康寿命の延伸を実現するためには、産学官一体での食環境整備が重要であり、栄養プロファイルモデルはそのための重要なツールです。私たちは、日本版栄養プロファイルモデルが、食品事業者における健康に配慮した加工食品・料理の開発や、消費者の健康的な加工食品・料理の選択につながることを目指し、研究を進めています。

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