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東日本大震災の避難所で食事提供に影響した要因はなにか?

東日本大震災の避難所では、ガスが使えて調理ができることで食事が改善していました。また大きな避難所では食事の回数が少ないこともわかっていました。

東日本大災害における避難所での食事提供状況調査結果を再解析し、ライフライン(ガスおよび水道)が使えなくても、調理ができなくても、避難所の規模が大きくても、食事提供が良好であった事例を解析し、食事を改善する要因について調べました。

その結果、災害時、避難所での食事状況を改善させるために次の要因が重要であることがわかりました。
① 近隣の避難所との連携
② 給食センター方式での食事提供
③ 自衛隊の組織的サポート
④ 管理栄養士・栄養士の存在

本研究の論文

笠岡(坪山)宜代、星裕子、小野寺和恵、岩渕香菜、泉明那、斉藤長徳、西村一弘、石川祐一、梶忍、下浦佳之、迫和子. 東日本大震災の避難所で食事提供に影響した要因の事例解析.日本災害食学会誌. 2014;1(1):35-43.

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