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医薬基盤研究所(NIBIO)のお知らせ

腸内細菌研究に関する進捗状況と今後の展望について

2017年11月24日

 国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所の「健康の保持増進のための調査研究」に関しまして、周南市及び新南陽市民病院の3者で連携協定を締結しています。

 この協定に基づき、第1弾として実施した、周南市職員の希望者86名を対象とした食生活や運動などの生活習慣と腸内細菌に関する研究から解析結果と今後の展望について、お知らせします。

【解析結果のトピックス】

 参加者86名の糞便から腸内細菌叢を解析した結果、最も多かったエンテロタイプ(腸内細菌叢のタイプ:主に3種類に分類される)は、バクテロイデス型でした。これらエンテロタイプは、食事や運動の影響を受けることが知られています。たんぱく質や動物性脂質を多く摂取している人ではバクテロイデス型に、炭水化物や食物繊維を多く摂取している人ではプレボテラ型になると言われています。食事調査の結果から見ると、野菜摂取量や食物繊維摂取量が、全国平均と比較して男女ともに低値を示しており、野菜摂取量として推奨されている350g以上の摂取に達している人は、男女ともに約10%程度でした。一方、歩数については、全国平均と比較して高い値を示し、身体活動基準で示されている基準値を達成している人は、男性が47%、女性で33%でした。

 周南市では、この度の解析結果を受け、新たな産業振興につなげていくため、現在、関係機関等で今後の展開を検討しています。

【参考資料】

1.腸内細菌研究に関する進捗状況報告と今後の展望について

2.職員研究調査結果の報告(進捗状況)

3.本研究を活用した今後の展開

照会先:国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所

○ワクチンマテリアルプロジェクト 國澤 純 

TEL: 072-641-9871  E-mail:kunisawa"at"nibiohn.go.jp

○国立健康・栄養研究所 身体活動研究部 宮地 元彦

TEL: 03-3203-8061  E-mail:miyachi"at"nibiohn.go.jp

※"at"の部分を@に変えてください

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