国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所

  • お問い合わせ
  • アクセス
  • リンク
  • サイトマップ
  • 利用規約
  • ENGLISH
文字サイズ
中
大
特大
  • 研究所紹介
  • 研究と活動
  • 情報公開
  • 調達情報
  • 採用情報

ホーム > 医薬基盤研究所(NIBIO)のお知らせ > 腸内細菌研究に関する進捗状況と今後の展開について

医薬基盤研究所(NIBIO)のお知らせ

腸内細菌研究に関する進捗状況と今後の展開について

2019年3月 5日

 国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所の「健康の保持増進のための調査研究」に関しまして、周南市及び新南陽市民病院の3者で連携協定を締結しています。
 この協定に基づき、周南市職員(平成29年度希望者86名、平成30年度希望者91名)を対象とした食生活や運動などの生活習慣と腸内細菌に関する研究の解析結果と今後の展開について、平成31年2月8日周南市役所において、報告を行いましたので、お知らせします。(関連リンク:周南市役所 https://www.city.shunan.lg.jp/soshiki/7/3056.html)

【解析結果のトピックス】

・山口県周南市からの参加者は、血中オメガ3脂肪酸代謝物であるエイコサペンタエン酸(EPA)が少なく、オメガ6脂肪酸代謝物のアラキドン酸が多い傾向でした。
 →魚やオメガ3脂肪酸の多い食用油(亜麻仁油やエゴマ油など)の摂取量が少ない可能性が示唆される。

・平成29年度、平成30年度両方に参加した73名中19名の腸内細菌のパターン(※)が変化しました。野菜摂取量が増えていることから、食生活の変化が相関します。
(※)バクテロイデス型(肉食系)、ルミノコッカス型(雑食系)、プレボテラ型(草食系)

【今後の展開】

・新たな展開として、新南陽商工会議所と共同研究契約を締結しました。また、(一社)周南ツーリズム協議会(ソレーネ周南)、周南市を加えた4者が連携協力し、地域住民を対象に腸内細菌や食事・栄養調査を行うと共に、特産品摂取による健康増進の可能性について、共同して健康調査を行います。

・調査結果から得られるエビデンスは、特産品への付加価値に生かすとともに、新たな商品開発に繋げていくこととしています。また、地域住民に対して報告会及び健康づくり講座等の開催を通して、健康への意識啓発と活動促進を図ることとしています。

・医薬基盤・健康・栄養研究所と新南陽商工会議所の連携及び商品開発等の社会実装については、本研究所として全国初の取組となります。

【参考資料】

・腸内細菌に研究に関する進捗状況報告と今後の展開について(PDFファイル/2.62M)

【照会先】

○国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所
 ワクチンマテリアルプロジェクト 國澤 純
 TEL: 072-641-9871  E-mail:kunisawa"at"nibiohn.go.jp

○国立健康・栄養研究所
 身体活動研究部 宮地 元彦
 TEL: 03-3203-8061  E-mail:miyachi"at"nibiohn.go.jp

        ※"at"の部分を@に変えてください

医薬基盤研究所(NIBIO)のお知らせ トップへ戻る

医薬基盤研究所(NIBIO)のお知らせ

  • 2023年
  • 2022年
  • 2021年
  • 2020年
  • 2019年
  • 2018年
  • 2017年
  • 2016年
  • 2015年
  • 2014年
  • 2013年
  • 2012年
  • 2011年
  • 2010年
  • >医薬基盤研究所(NIBIO)
  • 国立健康・栄養研究所(NIHN)

国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所

© National Institutes of Biomedical Innovation, Health and Nutrition. All Rights Reserved.

ページの先頭へ戻る