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ホーム > 医薬基盤研究所(NIBIO)のお知らせ > 生体肝移植における移植片の質を評価する新しいバイオマーカー候補の同定

医薬基盤研究所(NIBIO)のお知らせ

生体肝移植における移植片の質を評価する新しいバイオマーカー候補の同定

2022年7月29日

 この度、弊所ワクチン・アジュバント研究センター免疫老化プロジェクト 山本拓也プロジェクトリーダー、高濱正吉研究員は、九州大学大学院医学研究院消化器・総合外科 吉住朋晴教授、冨山貴央医局員らとの共同研究により、生体肝移植における移植片の質を評価する新しいバイオマーカー候補としてLeucine Rich Repeat Neuronal 2 (以下LRRN2)を同定しました。

 生体肝移植では高齢ドナーにおいて移植の成功率が低くなることが知られていますが、年齢だけでは移植片の質の評価を十分にできないことが示唆されていました。本研究により、高齢者でも肝臓におけるLRRN2発現が高い群では移植の成功率が悪く、発現が低い群では移植の成功率が若齢群と変わらず高いことがわかりました。
 今後、LRRN2は、生体肝移植の成功率の増加、リスクの軽減などに寄与するバイオマーカーとなる可能性が期待されます。
 また、移植片機能低下の機序としては今後、老化や新規のウイルス感染症の可能性を含め、更なる解析を進めて参ります。

 なお、本研究成果は、国際学術雑誌 『Hepatology Communication』に2022年7月28日 (日本時間)掲載されました。

詳細は、こちらをご覧ください。

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