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ホーム > 国立健康・栄養研究所(NIHN)のお知らせ > 「災害食の国際規格(ISO規格)」策定に向け、世界を巻き込んだ議論がスタートします!

国立健康・栄養研究所(NIHN)のお知らせ

「災害食の国際規格(ISO規格)」策定に向け、世界を巻き込んだ議論がスタートします!

2023年11月14日

~世界中に高品質の災害食を広めるために~

 

(ニュース)

様々な製品・サービスの国際的な標準規格を策定する国際標準化機構(ISO)において、2023年10月、日本が提案した「災害食の品質基準」が規格検討の新作業項目として、各国からの賛成多数により承認されました。

 

(背景)

「災害食の品質基準」は、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 国際災害栄養研究室の坪山(笠岡)宜代 室長が委員長を務める災害食国際規格委員会によりISOに提案されました。

 

新たな作業項目の承認にどれだけ意義があるのか?と皆様は思われるかもしれませんが、新たな国際規格を策定するに当たっては、規格検討の新作業項目として承認されることが何よりも重要な最初のプロセスとなっており、3か月にわたる国際投票で審議されます。今回はその承認が得られたという点で、一定品質の災害食を世界で広めるための大きな一歩と言えます。

 

今回の承認を受けて、今後、「災害食の品質基準」の国際規格化に向けて、各国と議論が進められていきます。

「災害食の品質基準」の国際規格化は、日本の経験や教訓をもとに日本がリードしてきた災害食の世界標準作成の実現につながり、災害食の国際マーケット拡大が期待されます。

また、災害にともなう栄養不良、栄養格差、健康被害を減らすための一助となること、災害対策の仕組みとして備蓄習慣を海外に普及することが可能となり、日本が持つ災害食の知見を世界に発信する機会が多くなることも期待されます。

 

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