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健康日本21(第三次)目標一覧

別表第一:健康寿命の延伸と健康格差の縮小に関する目標

別表第一
目標 指標 目標値
①健康寿命の延伸 日常生活に制限のない期間の平均 平均寿命の増加分を上回る健康寿命の増加
(令和14年度)
②健康格差の縮小 日常生活に制限のない期間の平均の下位4分の1の都道府県の平均 日常生活に制限のない期間の平均の上位4分の1の都道府県の平均の 増加分を上回る下位4分の1の都道府県の平均の増加
(令和14年度)

別表第二:個人の行動と健康状態の改善に関する目標

1 生活習慣の改善
(1) 栄養・食生活

目標 指標 目標値
①適正体重を維持している者の増加(肥満、若年女性のやせ、低栄養傾向の高齢者の減少) BMI18.5以上25未満(65歳以上はBMI20を超え25未満)の者の割合(年齢調整値) 66%
(令和14年度)
② 児童・生徒における肥満傾向児の減少 児童・生徒における肥満傾向児の割合 令和5年度から開始する第2次成育医療等の提供に関する施策の総合 的な推進に関する基本的な方針(以下「第2次成育医療等基本方針」という。)に合わせて設定
③ バランスの良い食事を摂っている者の増加 主食・主菜・副菜を組み合わせた食事が1日2回以上の日がほぼ毎日の者の割合 50%
(令和14年度)
④ 野菜摂取量の増加 野菜摂取量の平均値 350g
(令和14年度)
⑤ 果物摂取量の改善 果物摂取量の平均値 200g
(令和14年度)
⑥ 食塩摂取量の減少 食塩摂取量の平均値 7g
(令和14年度)

(2) 身体活動・運動

目標 指標 目標値
① 日常生活における歩数の増加 1日の歩数の平均値(年齢調整値) 7,100歩
(令和14年度)
② 運動習慣者の増加 運動習慣者の割合(年齢調整値) 40%
(令和14年度)
③ 運動やスポーツを習慣的に行っていないこどもの減少 1週間の総運動時間(体育授業を除く。)が60分未満の児童の割合 第2次成育医療等基本方針に合わせて設定

(3) 休養・睡眠

目標 指標 目標値
① 睡眠で休養がとれている者の増加 睡眠で休養がとれている者の割合(年齢調整値) 80%
(令和14年度)
② 睡眠時間が十分に確保できている者の増加 睡眠時間が6~9時間(60歳以上については、6~8時間)の者の割合(年齢調整値) 60%
(令和14年度)
③ 週労働時間 60 時間以上の雇用者の減少 週労働時間40時間以上の雇用者のうち、週労働時間60時間以上の雇用者の割合 5%
(令和7年度)

(4) 飲酒

目標 指標 目標値
① 生活習慣病(NCDs)のリスクを高める量を飲酒している者の減少 1日当たりの純アルコール摂取量が男性40g以上、女性20g以上の者の割合 10%
(令和14年度)
② 20歳未満の者の飲酒をなくす 中学生・高校生の飲酒者の割合 0%
(令和14年度)

(5) 喫煙

目標 指標 目標値
① 喫煙率の減少(喫煙をやめたい者がやめる) 20歳以上の者の喫煙率 12%
(令和14年度)
② 20 歳未満の者の喫煙をなくす 中学生・高校生の喫煙者の割合 0%
(令和14年度)
③ 妊娠中の喫煙をなくす 妊婦の喫煙率 第2次成育医療等基本方針に合わせて設定
   

(6) 歯・口腔の健康

目標 指標 目標値
① 歯周病を有する者の減少 40歳以上における歯周炎を有する者の割合(年齢調整値) 40%
(令和14年度)
② よく噛んで食べることができる者の増加 50歳以上における咀嚼良好者の割合(年齢調整値) 80%
(令和14年度)
③ 歯科検診の受診者の増加 過去1年間に歯科検診を受診した者の割合 95%
(令和14年度)
   

2 生活習慣病(NCDs)の発症予防・重症化予防
(1) がん

目標 指標 目標値
① がんの年齢調整罹患率の減少 がんの年齢調整罹患率(人口10万人当たり) 減少
(令和10年度)
② がんの年齢調整死亡率の減少 がんの年齢調整死亡率(人口10万人当たり) 減少
(令和10年度)
②がん検診の受診率の向上 がん検診の受診率 60%
(令和10年度)
      

(2) 循環器病

目標 指標 目標値
① 脳血管疾患・心疾患の年齢調整死亡率の減少 脳血管疾患・心疾患の年齢調整死亡率(人口10万人当たり) 減少
(令和10年度)
② 高血圧の改善 収縮期血圧の平均値(40歳以上、内服加療中の者を含む。)(年齢調整値) ベースライン値から5mmHg の低下
(令和14年度)
③ 脂質(LDLコレステロール)高値の者の減少 LDLコレステロール160mg/dl以上の者の割合(40歳以上、内服加療中の者を含む。)(年齢調整値) ベースライン値から 25%の減少
(令和14年度)
④ メタボリックシンドロームの該当者及び予備群の減少 メタボリックシンドロームの該当者及び予備群の人数(年齢調整値) 令和6年度から開始する第4期医療費適正化計画(以下「第4期医療費適正化計画」という。)に合わせて設定
⑤ 特定健康診査の実施率の向上 特定健康診査の実施率 第4期医療費適正化計画に合わせて設定
⑥ 特定保健指導の実施率の向上 特定保健指導の実施率 第4期医療費適正化計画に合わせて設定
    

(3) 糖尿病

目標 指標 目標値
① 糖尿病の合併症(糖尿病腎症)の減少 糖尿病腎症の年間新規透析導入患者数 12,000 人
(令和14年度)
② 治療継続者の増加 治療継続者の割合 75%
(令和14年度)
③ 血糖コントロール不良者の減少 HbA1c8.0%以上の者の割合 1.0%
(令和14年度)
④ 糖尿病有病者の増加の抑制 糖尿病有病者数(糖尿病が強く疑われる者)の推計値 1,350万人
(令和14年度)
⑤ メタボリックシンドロームの該当者及び予備群の減少(再掲) メタボリックシンドロームの該当者及び予備群の人数(年齢調整値) 第4期医療費適正化計画に合わせて設定
⑥ 特定健康診査の実施率の向上(再掲) 特定健康診査の実施率 第4期医療費適正化計画に合わせて設定
⑦ 特定保健指導の実施率の向上(再掲) 特定保健指導の実施率 第4期医療費適正化計画に合わせて設定
    

(4) COPD

目標 指標 目標値
① COPDの死亡率の減少 COPDの死亡率(人口10万人当たり) 10.0
(令和14年度)
    

3 生活機能の維持・向上

目標 指標 目標値
① ロコモティブシンドロームの減少 足腰に痛みのある高齢者の人数(人口千人当たり)(65歳以上) 210人
(令和14年度)
② 骨粗鬆症検診受診率の向上 骨粗鬆症検診受診率 15%
(令和14年度)
③ 心理的苦痛を感じている者の減少 K6(こころの状態を評価する指標)の合計得点が10点以上の者の割合 9.4%
(令和14年度)

別表第三:社会環境の質の向上に関する目標

1 社会とのつながり・こころの健康の維持及び向上

目標 指標 目標値
① 地域の人々とのつながりが強いと思う者の増加 地域の人々とのつながりが強いと思う者の割合 45%
(令和14年度)
② 社会活動を行っている者の増加 いずれかの社会活動(就労・就学を含む。)を行っている者の割合 ベースライン値から5%の増加
(令和14年度)
③ 地域等で共食している者の増加 地域等で共食している者の割合 30%
(令和14年度)
④ メンタルヘルス対策に取り組む事業場の増加 メンタルヘルス対策に取り組む事業場の割合 80%
(令和9年度)
⑤ 心のサポーター数の増加 心のサポーター数 100万人
(令和15年度)

2 自然に健康になれる環境づくり

目標 指標 目標値
① 「健康的で持続可能な食環境づくりのための戦略的イニシアチブ」の推進 「健康的で持続可能な食環境づくりのための戦略的イニシアチブ」に登録されている都道府県数 47都道府県
(令和14年度)
② 「居心地が良く歩きたくなる」まちなかづくりに取り組む市町村数の増加 滞在快適性等向上区域(まちなかウォーカブル区域)を設定している市町村数 100市町村
(令和7年度)
③ 望まない受動喫煙の機会を有する者の減少 望まない受動喫煙(家庭・職場・飲食店)の機会を有する者の割合 望まない受動喫煙のない社会の実現
(令和14年度)

3 誰もがアクセスできる健康増進のための基盤の整備

目標 指標 目標値
① スマート・ライフ・プロジェクト活動企業・団体の増加 スマート・ライフ・プロジェクトへ参画し活動している企業・団体数 1,500団体
(令和14年度)
② 健康経営の推進 保険者とともに健康経営に取り組 む企業数 10万社
(令和7年度)
③ 利用者に応じた食事提供をしている特定給食施設の増加 管理栄養士・栄養士を配置している施設(病院、介護老人保健施設、介護医療院を除く。)の割合 75%
(令和14年度)
④ 必要な産業保健サービスを提供している事業場の増加 各事業場において必要な産業保健サービスを提供している事業場の割合 80%
(令和9年度)

別表第四:ライフコースアプローチを踏まえた健康づくりに関する目標

(1) こども

目標 指標 目標値
① 運動やスポーツを習慣的に行っていないこどもの減少(再掲) 1週間の総運動時間(体育授業を除く。)が60分未満の児童の割合 第2次成育医療等基本方針に合わせて設定
② 児童・生徒における肥満傾向児の減少(再掲) 児童・生徒における肥満傾向児の割合 第2次成育医療等基本方針に合わせて設定
③ 20歳未満の者の飲酒をなくす(再掲) 中学生・高校生の飲酒者の割合 0%
(令和14年度)
④ 20歳未満の者の喫煙をなくす(再掲) 中学生・高校生の喫煙者の割合 0%
(令和14年度)

(2)高齢者

目標 指標 目標値
① 低栄養傾向の高齢者の減少(適正体重を維持している者の増加の一部を再掲) BMI20以下の高齢者(65歳以上)の割合 13%
(令和14年度)
② ロコモティブシンドロームの減少(再掲) 足腰に痛みのある高齢者の人数(人口千人当たり)(65歳以上) 210人
(令和14年度)
③ 社会活動を行っている高齢者の増加(社会活動を行っている者の増加の一部を再掲) いずれかの社会活動(就労・就学を含む。)を行っている高齢者(65歳以上)の割合 ベースライン値から 10%の増加
(令和14年度)

(3)女性

目標 指標 目標値
① 若年女性のやせの減少(適正体重を維持している者の増加の一部を再掲) BMI18.5未満の20歳~30歳代女性の割合 15%
(令和14年度)
② 骨粗鬆症検診受診率の向上(再掲) 骨粗鬆症検診受診率 15%
(令和14年度)
③ 生活習慣病(NCDs)のリスクを高める量を飲酒している女性の減少(生活習慣病(NCDs)のリスクを高める量を飲酒している者の減少の一部を再掲) 1日当たりの純アルコール摂取量が20g以上の女性の割合 6.4%
(令和14年度)
④ 妊娠中の喫煙をなくす(再掲) 妊婦の喫煙率 第2次成育医療等基本方針に合わせて設定